大相撲の新大関栃ノ心が13日、東京都墨田区の春日野部屋で稽古を再開し、名古屋場所(7月8日初日・ドルフィンズアリーナ)へ向けて始動した。「やらないといけない。とりあえず、目標は2桁勝利」と表情を引き締めた。
一時帰国していたジョージアから12日に再来日したばかり。相撲は取らず、四股やすり足の基本運動を中心にこなし、ぶつかり稽古で汗を流した。5月の夏場所で負傷した右手首には痛みが残っているという。骨に異常はないが「しっかりぶつかれない。でも、少しずつやっていかないと」と話し、稽古後には入念にアイシングをした。