栄和人氏、14日午前にパワハラ認定後初の公の場へ

 レスリング女子で五輪4連覇の伊調馨(ALSOK)へのパワーハラスメントが認定され、日本レスリング協会の強化本部長を辞任した栄和人氏(57)が14日に認定後初めて公の場に登場し、会見を行う。13日に日本協会が発表した。

 この日は栄氏が至学館大の監督として“現場復帰”する明治杯全日本選抜選手権(14日開幕・駒沢体育館)の監督会議が行われたが、別のコーチが代理で出席し、姿は見せず。高田裕司専務理事は「今日はこない。明日、本人がしゃべります」と説明した。会見では一連の問題について謝罪すると見られる。

 問題は、今年1月にレスリング関係者が代理人を通じて、内閣府の公益認定等委員会に、伊調が栄氏にパワハラを受けていたという告発状を提出し、発覚。第三者委員会の調査で、伊調への罵倒や10年の不透明な代表選考など4点がパワハラとして認定され、栄氏は4月に強化本部長を辞任した。辞表には「自分の不徳の致すところ」と記してあった。23日の評議員会で常務理事を解任される見込みとなっている。

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