八村、圧巻の初陣!華麗に豪快に…存在感見せた “最後の希望”が勝利に貢献

 「バスケットボール・国際強化試合、日本88-80韓国」(15日、大田区総合体育館)

 世界ランク48位の日本は、同31位の韓国を88-80で破り、東京五輪につながるW杯アジア一次予選の残り2試合、ホーム豪州戦(29日、千葉)、アウェー台湾戦(7月2日)へ弾みをつけた。初招集となった米ゴンザガ大で活躍する八村塁(20)、16-17年シーズンのBリーグMVPで、4月に日本に帰化したファジーカス・ニック(32)が代表デビューで早速、圧倒的な存在感を見せた。

 “日本人で最もNBAに近い男”が、その才能を見せつけた。待望の代表デビューとなった八村は、華麗なステップからのレイアップや豪快なダンクでチーム2位の17得点をマークし勝利に貢献した。日本は一次予選で4戦4敗で崖っぷち。「自分の国のバスケが負けるのを見て、うれしいわけはない。力になりたい」と話していた20歳が、やはり“最後の希望”となる。

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