ジョセフ日本、伊に惜敗 2点差まで追い詰めるも…ミスで自滅

 「ラグビー・テストマッチ、日本22-25イタリア」(16日、ノエビアスタジアム神戸)

 ラグビーの日本代表(世界ランク11位)はイタリア代表(同14位)とのテストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2018」第2戦に臨み、22-25で敗れて第1戦に続く勝利を逃した。前半4分にロックのアニセ・サムエラ(31)=キヤノン=がシンビン(10分間の一時退場)となり、後半40分にはFB松島幸太朗(25)=サントリー=のトライで3点差に詰め寄ったが、及ばなかった。通算対戦成績は日本の2勝6敗。23日には愛知・豊田スタジアムで世界12位のジョージアと戦う。

 最大16点差の劣勢から、後半の2連続トライでその差は2点。だが、32、34分のペナルティーで相手に2本のPGを許す。8点差まで広がり、逆転の機運に水を差した。

 プロップ稲垣は「勢いにやられたというよりミスを重ねた。イージーなペナルティーが多かった」と、ミスを敗因に上げた。その一方で収穫もあった。フッカー堀江は「以前ならあのままボロ負けしている。あそこまで持っていけるくらいチーム力が上がった」と、接戦に持ち込んだチームに成長を実感した。

 フランカーのリーチ主将は「試合の締め方。どうやったら勝ちまで持っていけるか、リーダー陣で話し合って、ジョージア戦に向かいたい」。一致団結して、勝利で6月の3連戦を締めくくる。

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