多田修平 昨年2位の日本選手権「チャレンジャーとして挑みたい」
「陸上・日本選手権」(22日開幕、維新みらいふスタジアム)
8月のジャカルタ・アジア大会代表選考会を兼ねる日本一決定戦を前にした21日、男子100メートルに出場する有力選手たちが会見した。
昨年2位の多田修平(21)=関学大=は「優勝を目指して、アジア大会の代表には入れるように頑張りたい」と躍進を誓った。
今季は思うようにタイムが伸びず、多田自身も「走っている感覚がなくて、頑張らないと足が回らない」と悩める日々が続いている。それでも試行錯誤を重ね、ここに来てやっと「スムーズに加速できるようになってきた」。手応えをつかみつつある。
昨季一気に日本トップのランナーへと駆け上がった“きっかけ”となったこの大会。「多少不安もあるけど、チャレンジャーとして挑みたい。注目やプレッシャーもあるけど、力に変えて全力で走れれば」と前向きに話した。