栃ノ心、新番付発表で気合い「大関となったからには手本を」と師匠もゲキ

会見で番付表を手にする栃ノ心(右)。左は春日野親方
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 「大相撲名古屋場所」(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)

 名古屋場所の新番付が25日、発表され、新大関の栃ノ心(30)=春日野=が愛知県春日井市の宿舎で会見した。夏場所、5月30日に正式昇進してから1カ月。「(6月に)ジョージアに帰った時、うれしかった。皆さん喜んでもらえた。向こうで初めて娘も抱っこしたし」と目を細めた。

 帰国後は相撲こそ取ってないが、ぶつかり稽古でじっくり体を追い込んできた。右手首など故障カ所の状態を見て数日中に申し合いも再開する。

 「手首も大丈夫。しっかり稽古して一番一番集中して勝てるように」と気を引き締めた。会見に同席した師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)は「大関という立場は常に優勝に絡まないといけない。大関となったからには手本とならないと。上を目指せる大関であってほしい。30歳過ぎたけど相撲は若々しいし力もまだ出る。常に上を見て」と、ゲキを飛ばした。

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