日大アメフット部に“無駄分”300万から400万円の経費請求も
日大アメフット部の悪質タックル問題を受け、関東学生アメリカンフットボール連盟(関東学連)は26日、都内で臨時社員総会、臨時理事会を開催した。今年度末(来年3月末)までの「公式試合の出場資格停止」となっている同部の処分解除の締め切りを理事会の決議で7月31日、改善報告書の提出期限を7月17日と定めたが、これに間に合わず日大の公式戦出場がかなわなかった場合、無駄になったグラウンドや諸経費の負担、約300万円から400万円を同部に求める方針とした。
前川誠事務局長は「予定として、今の段階では試合を組む予定でおります」と説明。もしも日大のチーム改革案が提出されなかったり、不十分であると判断され、処分が解除されなかった場合、「1節は4試合あるんですが3試合となります」とした。それにより日大が絡む7試合が消滅する。これに伴う経費分について「年初計画で織り込んでいた数字ですので、それについては日本大学アメリカンフットボール部に補填を求めます」とした。結果としてそれを日大本部が負担するかどうかについては「存じません」とした。
金額は日大や対戦相手がさばかなければならなかったチケットや、競技場の使用料の概算。