稀勢、本格的に稽古始動 高安に10勝2敗 

 「大相撲名古屋場所」(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)

 左大胸筋などのけがのため7場所連続休場中の横綱稀勢の里が27日、名古屋市西区の田子ノ浦部屋で、番付発表後では初めて相撲を取り、本格的に始動した。

 弟弟子の大関高安を相手にした三番稽古(同じ相手と続けて取る)では10勝2敗。右上手を引いて前に出る形が目を引いた。それでも相撲内容には「まあまあ」と満足しておらず、調子についても「まだまだ」と口数は少なかった。

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