稀勢の里、白鵬とぶつかり稽古 32歳の誕生日に「平常心」

 大相撲名古屋場所(8日初日・ドルフィンズアリーナ)への動向が注目される7場所連続休場中の横綱稀勢の里が3日、横綱白鵬との稽古を望んで、名古屋市緑区の宮城野部屋に入門以来初めて出稽古した。しかし、2日連続の横綱同士の三番稽古(同じ相手と続けて取る)は、白鵬の調整の関係で実現せず、ぶつかり稽古で白鵬の胸を借りた。

 この日は32歳の誕生日。用意されたケーキの空白部分には「平常心」と記し「平常心で場所を乗り切れれば。その気持ちで稽古をしている。千秋楽まで取り切れる場所が続くように頑張りたい」と神妙に語った。

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