錦織、16強の相手ガルビスは元トップ10 今大会は3試合連続フルセット

ニック・キリオスと対戦する錦織圭(共同)
2枚

 「テニス・ウィンブルドン選手権」(ロンドン)

 世界ランク28位、第24シードの錦織圭(28)=日清食品=は現地時間9日に予定されている4回戦進出(ベスト16)を決めた。対戦相手はエルネスツ・ガルビス(29)=ラトビア。現在は世界ランク138位ながら、2014年6月には自己最高の10位に名を連ねたことがある。

 ATPの公式サイトにあるプロフィルによると、5歳の時に祖母とテニスを始めた。父は元バスケットボール選手、母は舞台俳優という両親を持ち、姉はイギリスで法学部の学位を取得。2人の妹はテニス選手で、弟はゴルフをしていると記されている。

 また、祖父はバスケットボールでかつてのソビエト連邦代表として、欧州選手権を勝ち取ったチームの先発メンバーだったとも紹介されている。

 ラトビア語のほか、ロシア語に英語、そしてドイツ語も少し話せ、サッカーやバスケ、ホッケーも趣味でたしなむ。17年11月には妻・タマラさんと結婚している。

 2014年にトップ10入りを果たしたのは、直前に全仏オープンで準決勝に進出したため。その後、低迷し昨年7月には589位にまでランキングを落としたが、持ち直してきた。今大会は1回戦から3試合連続でフルセットの接戦をものにして4回戦に勝ち進んでいる。

 錦織はATPツアーでは過去ガルビスと1度対戦し1勝している。14年バルセロナ・オープンの準決勝で6-2、6-4で破っているが、サーフェイスが土で、ウィンブルドンの芝とは異なる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス