大坂なおみ、初16強お預け 「のまれた」元世界1位に1時間で完敗

 「テニス・ウィンブルドン選手権」(7日、ロンドン)

 男女のシングルス3回戦が行われ、女子で第18シードの大坂なおみ(20)=日清食品=は元世界1位で第11シードのアンゲリク・ケルバー(ドイツ)に屈し、初のベスト16入りはならなかった。

 テニスの聖地と呼ばれるウィンブルドンにあって、限られた人しか立つことのできないセンターコート。初めて肌で感じた特別な雰囲気に、大坂は「のまれた」-。平常心を失い、元世界1位ケルバーに1時間余りで完敗した。

 「もっと楽しむべきだった。それが一番後悔していること」。守備力の高いケルバーに武器のサーブははね返され、ラリーでも主導権を握られた。「前向きではなかった」と、窮地で気持ちを奮い立たせることもできなかった。

 四大大会の優勝へ欠けているものを問われ「うまくいかない状況でも勝つすべを見つけ出すこと」と答えた。心技体がそろって近づける頂点。まだ「心」の強さが足りないと、改めて気付かされた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス