【一問一答】錦織圭 優勝に向け「ここからタフな戦いが続く」
「テニス・ウィンブルドン選手権」(9日、ロンドン)
男子シングルス4回戦で世界ランク28位の第24シード、錦織圭(28)=日清食品=が同138位のエルネスツ・ガルビス(ラトビア)に逆転勝ちし、同種目の日本勢で23年ぶりの8強に進出した。試合後の会見では自身初のベスト8入りに満足せず、テニスの聖地での頂点を見据えた。
試合終了後の錦織の一問一答は以下の通り。
-他の四大大会と達成感に違いは。
「なかなかこの壁を破れなかったのでうれしい気持ちもあるし、優勝するためにはここからタフな戦いが続くので安心もしていられない」
-第3セットのタイブレークで膝を痛めたガルビスが粘りを見せた。
「(自分が)ダブルフォールトしたり、エースを取られたりと完全に嫌なパターンだったが、鍵になると思ったし、どうしても取りたいセットだった。最後まで諦めずに落ち着いてプレーした」
-相手のサーブは。
「スピードは(3回戦で破ったオーストラリアの)キリオスよりも速く感じた。彼(ガルビス)特有の打ち方もあり、コースも読めなくてめちゃくちゃ苦労した。2セット目のタイブレークをきっかけに、自分のしたいテニスを取り戻せた」
-次はジョコビッチ。
「(棄権を挟んで12連敗中と)自分にとっていつも大きな壁で大きな挑戦になる。芝では対戦したことがないと思うので、新しい試合になる」