豪雨被災の愛媛で地方大会開幕 全国高校野球

 西日本豪雨で甚大な被害を受けた愛媛県で12日、第100回全国高校野球選手権大会の出場を懸けた愛媛大会が開幕し、松山市の松山中央公園野球場で開会式が行われた。豪雨の影響で、当初予定していた10日から2日順延された。

 被災者に黙とうがささげられた後、今治明徳の武内元主将(3年)が「このような状況でも仲間とともに助け合うことで、大きな壁を乗り越えられると信じている。野球ができる喜びを忘れず、全身全霊でプレーする」と宣誓した。

 12日は同球場で開幕試合の川之石-西条農の1試合を実施。順調に日程を消化すれば、27日に決勝が行われる。

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