新大関栃ノ心が休場、異常事態に 右足負傷、3横綱も全員不在
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大相撲の西大関栃ノ心(30)=本名レバニ・ゴルガゼ、ジョージア出身、春日野部屋=が名古屋場所7日目の14日、右足親指の負傷で休場した。初黒星を喫した6日目に痛めていた。新大関の休場は全休した2000年夏場所の武双山以来。
今場所は鶴竜、白鵬、稀勢の里が休場し、19年ぶりに3横綱全員が不在。さらに初日から5連勝と好調だった注目の新大関までが離脱する異常事態になり、今後の盛り上がりが懸念される。
栃ノ心は愛知県春日井市の春日野部屋の稽古場にまわし姿で下りたが、体をほとんど動かさなかった。「相撲を取りたいけど、今の状態では力が出ない」と悔しさをにじませた。