ラグビー日本代表、W杯第3戦はサモアに決定 リーチ主将「激しい試合になる」
ラグビー19年W杯日本大会の日本の1次リーグ第3戦の相手がサモアに決まった。ドイツとサモアによるヨーロッパ・オセアニアプレーオフはホーム&アウェー方式で行い、6月30日にホームで先勝していたサモアが14日も勝利し、W杯出場が決定した。これで予選1次リーグA組が日本、スコットランド、アイルランド、ロシア、サモアに決定。ドイツは敗者復活予選に向かう。
日本とサモアの対戦成績は日本の4勝11敗と負け越しているが、15年W杯イングランド大会で26-5で勝つなど2連勝中と近年は日本が優位に立っている。
日本代表・ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「対戦する4チーム全てがようやく出そろい、これでW杯に向けたビジョンがより明確で鮮明なものになりました。サモア代表選手は大きくてフィジカルが強い。加えて、彼らは前回大会で負けた借りを返そうとしてくるでしょう。相手はわれわれにプレッシャーを与えてくるのは間違いないので、彼らよりもスキルとメンタルの両方で上回る必要があります」とコメント。
日本代表・リーチ・マイケル主将は「第3戦の相手になるプレーオフ勝者を決める道のりは長く険しいものだったと思います。プール戦の対戦相手が決まった今、サモア代表戦に向けて分析やゲームプランを組み立てることができます。サモア代表とは以前、ラグビーW杯2015で対戦したことがありますが、今回の試合もフィジカルにおいて激しい試合になるでしょう。準備が鍵となります」とコメントした。