錦織圭、子育て質問に持論「嫌われる覚悟も必要」

スイングスピード測定の前に、バットでは無くマイクでスイングの確認をする錦織圭=駒沢オリンピック公園総合運動場体育館(撮影・中田匡峻)
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 プロテニスプレーヤーの錦織圭(28)=日清食品=が17日、都内で行われたJAL主催のイベントに出席した。トークショーでは一般参加者からの質問に答える「教えて錦織選手」のコーナーが行われた。

 娘がテニスをやっているという女性は「娘のテニスへのモチベーションを上げるには何が必要ですか」と質問。それに対し、錦織は「子供を持ったことがないので分からないが(笑)、僕の場合は親が怖かった。そのプレッシャーでちゃんとやらないといけないと思ってた」と、半ば“強制的”に意欲を持たされていたことを明かした。

 しかし、もともとテニスは自分が好きでやっていたこと。「怒るのが正解じゃないし、甘やかすのが正解じゃないし、その線引きは難しいと思う」と自主性と強制性のバランスを説いた。

 その中で「親が導いてあげないと他に導く人は誰もいない。逆に僕は親が厳しくて良かったと思う。特に10歳以下の小さい頃は分からない」と親の役割の重要性を強調。「(親が)嫌われる覚悟もある程度必要なのかなと。僕も親になってそこは悩むことなんじゃないかと思う。難しいですよね」と、育児に関しての持論を説いた。

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