小塚崇彦氏 デニス・テンさん訃報で悲痛「この前LINEしたばっかじゃん」
フィギュアスケート男子の14年ソチ五輪銅メダリスト、デニス・テンさん(25)=カザフスタン=が19日、同国の最大都市・アルマトイの路上で強盗に刃物で刺され、亡くなった。バンクーバー五輪日本代表の小塚崇彦氏は同日深夜、自身のインスタグラムに、LINEでテンさんとかわしたやりとりを一部公開して無念さをにじませた。
明かされたのはLINEで小塚氏がテンさんとスケートシューズにつけるブレード(刃)について語り合った部分。あるブレードを、日本製の新素材でできていて耐久性があることなどから勧めた小塚氏に、テンさんは「面白そうだねえ」などと同調している。
小塚氏は「この前LINEしたばっかじゃん…ショー呼んでくれて…ブレード届くの楽しみにしてるって…デニス嘘だろ??ちょっと気持ちの整理がつかない。。」と悲痛な思いをつづった。
現地メディアによると、テンさんは19日午後、アルトマイのダウンタウンで、テンさんの車のミラーを盗もうとした2人組に襲われ、大腿部などを刺された。救急搬送されたが出血がひどく、病室のベッドの上で息を引き取った。