山県亮太 左足違和感で帰国も「問題ない」 アジア大会主将 豪雨被害の広島勇気づける
陸上男子100メートルで日本歴代2位の10秒00の記録を持ち、8月に開幕するアジア大会(インドネシア、ジャカルタ)で日本選手団の主将を務めることが決まった山県亮太(26)=セイコー=が21日、左足の違和感のため欧州遠征を切り上げて羽田空港に帰国した。
出発前の12日の練習中に違和感を発症。18日のベルギー、リエージュでの大会に出場し、10秒13で優勝したが、その後、症状が強くなり、転戦した場合、故障のリスクがあると判断し大事を取った。山県は「問題ないと思います。レース後に休んでいる間によくなってきてる」と、アジア大会に向けて支障がないことを強調した。
日本選手権を制し、日本短距離のエースとして臨むアジア大会。主将を引き受けたのも「これまで自分の競技に向き合ってきたけど、26ですし、キャリア的にも自分の活躍で他の競技の勢いをつけられるような存在になりたい」という自覚が芽生えたからだ。今月の西日本豪雨で、故郷の広島は甚大な被害があった。「心苦しかった。僕みたいな広島出身の選手が頑張って、取り上げられることで(広島の)現状も知ってもらえると思う。しっかり頑張って、元気を届けたい」と、故郷を勇気づける走りを誓った。
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