オリ・パラ マスコットデビューは炎天下の日比谷 森喜朗会長「暑いから短くします」

肩を組む東京五輪マスコット「ミライトワ」(左)と、パラリンピックマスコット「ソメイティ」(右)=Tokyo2020提供
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 2020年東京五輪とパラリンピックの象徴となるマスコットキャラクターのデビューイベントが22日、東京都千代田区の東京ミッドタウン日比谷で行われた。公募された中から2月に大会史上初めて小学生の投票により決定していた各マスコットの名前が発表され、エンブレムと同じ藍色の市松模様をモチーフとした五輪マスコットは「ミライトワ」、桜の花びらをモチーフとしているパラリンピックは「ソメイティ」に決まった。

 歴史的な酷暑が続く中、イベントは屋外会場で行われた。千代田区の11時時点の気温は35度。挨拶に立った組織委員会の森喜朗会長(81)も思わず「暑いから短くします」と苦笑いで入り、「五輪で大事なのは世界が平和であること。どこかで戦争しているようではできない。平和を大事にしよう。このマスコットは全国の子どもたちが選んでくれたもの。名前もみんなで選んでみんなでつけてくれたものです。だから、五輪・パラリンピックはみんなのもの」と、集まった子どもたちに呼びかけた。

 小池百合子都知事も「大会までのカウントダウンもどんどんどんどん進んでいきます。このマスコットは皆さんのお友達、仲間として盛り上げていく役目を担ってる。でも盛り上げるのは皆さんの力ですよ」と、笑顔で話した。

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