五輪マスコット 浸透に時間必要?「ロシアのスケーターとアルゼンチンのSBみたい」

肩を組む東京五輪マスコット「ミライトワ」(左)と、パラリンピックマスコット「ソメイティ」(右)=Tokyo2020提供
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 2020年東京五輪とパラリンピックの象徴となるマスコットキャラクターのデビューイベントが22日、東京都千代田区の東京ミッドタウン日比谷で行われた。公募された中から2月に大会史上初めて小学生の投票により決定していた各マスコットの名前が発表され、エンブレムと同じ藍色の市松模様をモチーフとした五輪マスコットは「ミライトワ」、桜の花びらをモチーフとしているパラリンピックのマスコットは「ソメイティ」に決まった。

 発表から約1時間で、「ミライトワ」が話題のワードで1位になるなどさすがの反響だったが、反応はさまざま。現状ではややネガティブな意見が多く「正直、ださい」、「ロシア人スケーターと、アルゼンチンのサイドバックにいそうな名前だな」との声もあった。

 ただ、キャラクターの浸透には時間が掛かることも多く、12年ロンドン大会のマスコット「ウェンロック」と「マンデヴィル」は一つ目という見た目もあり、発表直後は大不評。ただ、アニメなども放送され、キャラクターにストーリー性が帯びていくと、徐々に人気者となっていった。

 今後、大会の“顔”として、プロモーション役を担う2つのマスコット。2年を掛けて、不動の人気キャラクターとなれるか。

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