登坂絵莉「絶対連覇」東京五輪への思い語った 楢崎智亜は「最有力候補で五輪へ」
2020年東京五輪まで24日であと2年。史上最多の金メダル30個を目標に掲げるチームジャパンの有力候補たちが2年後への思いを語った。都内で行われたイベントにはレスリング・リオデジャネイロ五輪女子48キロ級金メダリスト登坂絵莉(24)=東新住建=、スポーツクライミング男子のエース、楢崎智亜(22)=TEAMau=らが出席し、メダルへの意欲を口にした。
2年後、各競技のエースとして期待される選手たちが、東京五輪モデルの腕時計とともにメダルへの思いを語った。お家芸のレスリング女子で2連覇の期待が懸かる登坂は「2年と聞いて、実感が湧いてきた。東京五輪で絶対に2連覇という気持ち」と、気合十分。追加種目のスポーツクライミングで初代王者を狙う楢崎も「スピードで五輪記録をマークすれば、初代金メダルが近づく。あと2年、強くなり続けて、最有力候補として五輪に臨みたい」と、体脂肪率2%の驚異的な肉体を武器に戴冠を誓った。
ラグビーの松島幸太朗(25)=サントリー=は、まず日本で行われる19年の15人制W杯を弾みとする構え。「19年で結果を出して、20年の7人制に繋げたい」と、意気込んだ。サッカー東京五輪世代のストライカー小川航基(20)=磐田=は「先日のW杯で素晴らしい姿勢を見せてもらった。東京五輪は、エースとしてメダルに導けるように頑張りたい」と、西野ジャパンが生んだ勢いを途切れさせない決意。強い覚悟とともに、残り2年、時を刻んでいく。