東京五輪、開幕まで2年 被災地つなぎリレー

 2020年東京五輪は24日、開幕まで2年となった。大会理念の「復興五輪」を示すため、東日本大震災の被災地をつなぐリレーが始まったほか、東京都は小池百合子知事も参加するイベントで大会をアピール。56年ぶりに日本で開かれる夏の五輪に向けて機運を盛り上げた。

 青森市では、東日本大震災の被災地を約1600人がランニングと自転車で東京までつなぐ「未来への道 1000km縦断リレー」がスタート。式典で青森県弘前市の北畠実里さん(16)は「震災の記憶を風化させないとともに、たすきをつないでいくことを誓います」と宣誓した。

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