本田真凜「変わった自分見せたい」 米国で充実の日々…気持ち新たに22年五輪へ

 フィギュアスケートの強化合宿が24日、長野県内で公開された。米国に練習拠点を移した本田真凜(16)=JAL=は「変わった自分を見せたい」と話し、気持ちも新たに22年北京五輪を目指す。

 4月から環境を変え、世界選手権覇者ネーサン・チェン(米国)らを指導するラファエル・アルトゥニアン氏に師事。兄・太一と2人暮らしで、朝8時から夕方5時まで練習漬けの毎日を送る。「ヘトヘトです」と真凜。しかし、トップ選手とともに滑る環境に「言葉と食事以外は行ってよかったと思うことばかり」と笑顔だ。

 食事は基本自炊をし、得意料理の卵焼きは「毎日絶対作ります」。英会話はまだ不慣れだが勉強中で「いつかインタビューも答えられるように頑張りたい」と意気込んだ。

 今季はSPは「セブン・ネーション・アーミー」、フリーは中国映画「LOVERS」で勝負に出る。来年3月の世界選手権(さいたま)出場が目標。「去年は自信がないままの1年だった。今年は自分に自信が持てる練習をして、いい結果が出せたら」と飛躍を誓った。

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