桐生「しゃく熱東京」熱走誓う 88年ぶり陸上男子100ファイナリスト&リレー金へ
陸上男子100メートルで日本人88年ぶりの決勝進出、リオ五輪で銀メダルだった400メートルリレーでの金メダルの期待を担う日本記録保持者の桐生祥秀(22)=日本生命=が24日、欧州遠征を終え、羽田空港に帰国。2年後、しゃく熱の東京五輪での熱走を誓った。
“日本人初の9秒台”の看板を背負う男は「目標は100メートルの決勝と、リレーの金メダル。個の能力を上げて、9秒台を安定して出せるようにしたい。5回に1回は9秒台を出すぐらいで」と2年後を見据え、さらなる飛躍を目指している。
現在の日本の酷暑を考えると2年後も暑い夏となりそうだが「仕方ない。そんなこと考えても、気温を変える力はない」と、泰然自若。競技日程の大枠も決まり、男子100メートル決勝は、8月1日か2日。チケットは全競技を通じ最高額の13万円が設定されている。
「高いっすね」と苦笑いしつつ「注目はうれしい」と、キッパリ。人類最高の夢舞台へ立つべく、進化を加速させていく。