バド奥原希望、世界選手権2連覇へ激闘覚悟「簡単じゃない、どこまで挑戦できるか」
バドミントン女子シングルスで17年世界選手権金メダルの奥原希望(23)=日本ユニシス=が27日、世界選手権(30日開幕、中国・南京)に向けて羽田空港から出発。「準備はしっかりできた。あとは現地でやるだけなのでワクワクしてる。目標はもちろん2連覇だけど、先を見すぎずに1戦1戦夢中になってシャトルを追いたい」と腕をぶした。
前回は相手のショットを粘り強く拾い続ける持ち味をフルに発揮し、世界一に登りつめた激闘女王。「昨年は昨年。今年はどういう戦いができるか楽しみ」と話しつつ、「(昨年のような)激闘にならないように勝ちたいが、そんなに簡単じゃないのはわかっている。どこまで挑戦できるか」と長期戦への覚悟も口にした。
世界選手権前にヘアスタイルも微調整して気分一新だ。最近はショートヘアにしていたが、「短くすると色んな髪型をしてみたくなる」とさらに2~3センチ短くし、パーマもかけた。ヘアカラーは変えてないが、「人生初のリタッチ(伸びた部分を染め直すこと)もしました」と万全。メダルの色も金色に“リタッチ”する。