成田緑夢 カヌーで東京五輪!?ジャパンカップに参戦「難易度高いがやってみたい」
平昌パラリンピックのスノーボード男子で金メダルを獲得した成田緑夢(24)=近畿医療専門学校=が29日、岩手県で行われたカヌー・スラロームの「ジャパンカップ」にオープン参加した。国内トップレベルの選手が集う大会で、練習を積んだのが15日程度という初心者ながら、難易度が高い急流で健常者に交じって奮闘。「想像以上の急流で驚いた」と言いながらも、予選の2レースをこぎ切り満面の笑みだった。
今回は体験のために出場。東京五輪への挑戦も視野に、目指す競技を選定中という。左膝下にまひがあり「障害が不利にならない競技」とカヌーを候補に選んだ。「2年で五輪、パラに出場するのは難易度が高いが、やってみたい。目の前の一歩に全力を尽くす」と力強く話した。