審判問題など計12項目訴え ボクシングの不正流用疑惑
助成金の不正流用疑惑が出ている日本ボクシング連盟に対し、都道府県連盟の幹部や元選手ら関係者333人がスポーツ庁や日本オリンピック委員会(JOC)、日本スポーツ協会などに郵送で提出した告発状には、公式戦での審判員の不正判定疑惑や日本連盟の「オリンピック基金」に関する不透明な財政運営など計12項目が盛り込まれていることが30日、関係者への取材で分かった。
日本連盟は同日、告発状について公式サイトで「事実と異なる部分が多くあり、一連の報道も正しい事実関係を反映しているとは言えない」と反論する声明を出した。