美宇「私も東京五輪で金を」 貝塚拠点「東洋の魔女」DNA受け継ぐ

 10月に開幕する卓球の新リーグ「Tリーグ」女子に参加する日本生命が1日、大阪市内で会見し、世界ランク8位の平野美宇(18)、同15位の早田ひな(18)の加入を発表。平野は「初代王者を目指して1試合でも多く貢献したい」と意気込んだ。

 チーム名はレッドエルフ(赤い天使)に決まったが、平野が目指すのは天使というより“魔女”だ。日本生命が練習拠点としている大阪府貝塚市の体育館は、かつて女子バレーボール実業団の強豪・日紡貝塚が練習していた場所で、64年東京五輪で金メダルを獲得した「東洋の魔女」を生んだ聖地である。

 2000年生まれの平野は「(東洋の魔女を)知らなかった」と目を丸くしたが、伝説の地であることを聞いて感激した様子。メインの練習拠点は東京のままだが、Tリーグの試合前には貝塚でも調整を行う予定で「私も2020年東京五輪で金メダルを取れたらいいなと思う」。魔女のDNAを受け継ぎ、56年後の東京五輪で新たな伝説をつくる。

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