卓球Tリーグ背番号が悩みの種? 語呂合わせや2020年の年齢、多様な由来
卓球の新リーグ「Tリーグ」が10月24日に開幕する。チーム戦で行われるこのリーグでは、選手が2桁までの数字で背番号をつけることになっているが、これが選手たちの悩みどころとなっているようだ。
2日に東京ミッドタウンで行われた新ユニホーム発表会では、各選手に背番号の由来についての質問が飛んだ。張本智和(木下マイスター東京)は「17」。これは「2020年に17歳になるから」という強い目的意識があった。
平野美宇(日本生命レッドエルフ)は好きな数字ということで「0」か「1」を希望していたというが、「0」はチームメートとなる森さくらに譲り、「いろいろあって1になりました」と報告した。丹羽孝希(琉球アスティーダ)にいたっては、名字の語呂合わせから「28」にした。
「名前と数字の占いで見たらすごく良かった」という理由で「15」を選んだ上田仁(岡山リベッツ)は卓球界になじみのない背番号の選択にみんな悩んでいたと振り返った。「背番号って卓球でつけたことがないので。(一般的な)エース番号もないですし。今度、チームの中心となった選手がエース番号になっていくかもしれないし」と見通しを語り、「(自分の)15を育てていきたいです」と決意をにじませた。
開幕戦は10月24日、両国国技館で男子のT.T彩たま-木下マイスター東京の顔合わせで行われる。