カーリングSC軽井沢、五輪メンバーが事実上の“解散”「それぞれの思いをもって再出発」
カーリング男子で、平昌五輪で日本勢として20年ぶりの五輪出場を果たしたSC軽井沢が2日、事実上“解散”することとなった。クラブを運営するSC軽井沢クラブは、五輪代表だったスキップ両角友佑、セカンド山口剛史、リード両角公佑がそれぞれ次のステップへ向けて活動していくことを発表。すでにサードだった清水徹郎はコンサドーレ札幌に移籍しており、今後メンバーはそれぞれ別のチームで活動していくことになる見込み。
リリースでは「今まで一緒に走り続けてきたメンバーの絆は確固たるものがありましたが、平昌五輪で一つの夢を叶えた今、その経験を大きな財産として、更に大きな夢に向かって、それぞれが次のステップへ踏み出すこととなりました」と、説明している。
「4年後の北京五輪を見据えながら」とも記しており、将来的な再集合の可能性もあるが、三者はそれぞれ「新しいチームを編成して今までの自分を試すもの」「新天地で今までの経験を活かそうとするもの」「SC軽井沢クラブの中のトップチームとして次世代のアスリート育成という責務を負いながらさらなる高みを目指すもの」と、別の目的を持って活動していくという。
これにより、代表権をもっていたパシフィックアジア選手権の出場は辞退する。