合宿打ち切り騒動の水球女子日本代表が合宿公開 鈴木主将「アジア大会で結果を残す」

 今月開幕するジャカルタ・アジア大会に出場する水球女子代表の強化合宿が3日、川崎市内で公開された。同代表は先月中旬の合宿において、「代表選手が意図的にラフプレーをした」と練習試合の相手コーチからの叱責や、男子代表監督によるSNSでの批判を受け、選手たちが動揺。選手からの申し出で異例の打ち切りとなっていた。

 30日からアジア大会に向けて、再び合宿を再開。当初、同代表13人のうち7人が、参加見合わせの意思表明をしていたが、最終的には全員が参加している。本宮万記弘監督は「最初に集まって、“アジア大会金メダルを目指してやっていこう”と話した。選手たちも割り切って、集中してやってくれている」と、話した。鈴木琴莉主将も「いい雰囲気で合宿できている。私たちがやるべきことはアジア大会で結果を残すこと」と、切り替わっていることを強調した。

 アジア大会にも予定通り出場の方針。第三者委の調査は継続して実施しており、水連は男子監督の投稿が適切であったかどうかなどを判断し、処分を決める。

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