林文科相、ボクシング連盟の問題に「事実なら誠に遺憾」 対応を注視する考え
日本ボクシング連盟による助成金流用や不正判定疑惑の問題で、林芳正文部科学相は3日、「事実であれば誠に遺憾」と苦言を呈した上で「日本連盟が自ら客観的な事実関係を明らかにした上で、適切に対応することが重要」と述べ、対応を注視する考えを示した。
日本連盟の山根明会長が反社会勢力と交友があったとされる一部の報道には「詳細は把握していない。いずれにしてもスポーツ界は高潔性の確保にしっかり取り組んでもらいたい」と話した。
鈴木俊一五輪相は助成金の流用に関し「選手強化のための助成金を親心とか何か(言っているが)、とにかく理由は別として、規定通りに執行されないのは大いに問題だ」と指摘し、真相解明の必要性を指摘した。