【一問一答2】山根会長「あす男のケジメ話す」「私は歴史の男でございます」

 助成金流用や山根明会長(78)の反社会勢力との交友が問題になっている日本ボクシング連盟が、7日午後に大阪市内のホテルで緊急理事会を開いた。

 3時間に及んだ会議後、山根会長は自身の進退について「決めていない」とし、8日正午に「私の気持ち」を表明すると述べた。

 以下は山根会長との一問一答のその2。

  ◇  ◇

 -進退だけでも今、話せないか。

 「いや、それは言わない」

 -緊急理事会で山根会長の進退に関する決議はあったのか。

 「いや、いろいろな事がありましたよ。それと、ここまで時間がかかったのは、これからどうしていくか。連盟の組織をどのようにして運営していくか。それと、このような事態になったことに関して、非常に連盟の会長として申し訳ないということは理事の皆さんにお話しました」

 「ただ、山根明が反社会の人間と交際があったことは、前に言ったように事実でございます。だから『再興する会』も非常に、色んな問題抱えてます。あす私の生涯、男としてのケジメをはなしをしますので、きょうはちょっと時間をください」

 -結論は出た。

 「いや会長一任です」

 -ほかの理事からどのような話があったのか。

 「中にはね、会長のために、会長それ以上悪くないのに、メディア関係でこういう報道されるいうことは辛いと、そのように言われましたよ。だからその判断はね、私は自分でやりますから。だから会長一任になってますので、1年、2年前の話やなくて、私の人生は43年いう人生をアマチュアボクシング界のために貢献してきました。だから自分の進退をどのようにするか、帰って、家族と周りの友人関係にもご相談して、自分の進退はどのようにするか、やっぱり自分の近くにおる友人が大事であると」

 「また全国におる選手の皆さん、父兄の皆さんにも、申し訳ありません。私は、歴史に生まれた、歴史の男でございます。だから自分の判断は自分で決めます。暴力団に脅迫されて私は自分の判断は決められません。きょう私の仲間である、会長代行、専務理事、総務委員長、常務理事、理事の皆さんの意見を頂戴しました。だから理事の皆さんから、会長一任と言われた以上、私は自分の生きる道を、あす12時まで時間をください」

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