萩野&瀬戸、前半から飛ばし銀と銅 「2人とも仲良く死んでしまった」と苦笑い
「競泳・パンパシフィック選手権」(9日、東京辰巳国際水泳場)
男子400メートル個人メドレー決勝が行われ、萩野公介が4分11秒13で銀メダル、瀬戸大也が4分12秒60で銅メダルを獲得した。優勝はチェース・カリシュ(米国)で4分7秒95だった。
最初のバタフライから瀬戸が飛ばし、萩野も食らいつく展開となったが、平泳ぎでこの泳法を得意とするカリシュが逆転。日本勢2人は、ややスタミナが切れた様子で、カリシュが自由形で大きなリードを保ってゴールした。
萩野は「自分たちも、もっといいレースをしたかったんですけど、積極的にいけたかわりに、2人とも仲良く死んでしまったということで」と苦笑い。瀬戸も「攻めました。東京オリンピックの予習というか、練習として前半から積極的にいって。後半、皆さんの前ですごい恥ずかしいレースになってしまったんですけど。積極的なレースっていうのはなかなかできないですし、前半から積極的にいけたのも皆さんの応援があってテンションが上がっちゃったからだと思います」と応援に感謝していた。
萩野も会場の雰囲気に感動した様子で、「入場した瞬間に会場の雰囲気とかで、気持ちいいなと思ったことなかったんですけど、こんなにたくさんの応援をしてもらえて、本当に気持ちいいなあと思ってレースに臨んでいました」と明るい表情で振り返った。