山根氏の日大客員教授を解任 ボクシング不正疑惑

 日本ボクシング連盟の不正疑惑で会長を辞任した山根明氏が、日本大の客員教授を7日付で解任されたことが分かった。日大広報部が10日、明らかにした。

 山根氏は助成金の流用や過去の暴力団組長との交友関係を認めて批判を受け、8日に日本連盟の会長辞任を表明した。日大広報部は「大学として不適切と判断した」と説明した。

 山根氏は今年4月にスポーツ科学部の客員教授に就任していた。講義や講演などで教壇には立ったことはなく、給与は支払われていないという。

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