池江璃花子、本命100バタ予選から大会新 56秒90「自信を持って決勝に」

 「競泳・パンパシフィック選手権」(11日、東京辰巳国際水泳場)

 200メートル自由形で銀メダルを獲得した池江璃花子(18)=ルネサンス=が、大本命の100メートルバタフライ予選に出場。56秒90の大会新記録をマークし、予選トップで決勝に進んだ。

 自身の持つ日本記録56秒23には及ばなかったが、初日から個人種目、リレーとフル稼働する中での好タイム。大会も3日目で疲労の色も濃いが、「いいタイムで来られた。自信を持って決勝に臨むだけ」と強気だ。

 16年リオ五輪では決勝で56秒86の日本記録(当時)をマーク。「リオの決勝と0・1秒しか差がなくてビックリしている」と本人も驚くほど状態はいい。

 「後半の粘り強さは負けていない。積極的なレースをしたい」と池江。“スーパー女子高生”が、さらに日本を、世界を驚かせる。

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