体操日本代表候補コーチが女子選手に暴力行為 速見氏を無期限登録抹消に
日本体操協会は15日、世界選手権(10月開幕、カタール・ドーハ)の女子代表候補を指導する速見佑斗コーチ(34)に選手への指導中の暴力行為があったとし、同日付で無期限の登録抹消と、都内のナショナルトレーニングセンターへの出入り禁止の処分を発表した。
協会によると、同センターでの代表合宿中などに選手の顔をたたいたり、髪を引っ張るなどの行為が繰り返しあったことが確認された。協会に、現場を見た第三者から報告が寄せられ、聞き取り調査をしたところ、本人が事実関係を認めたという。
女子選手に大きなけがはなく、すでに練習も再開しているという。今後は日本協会が練習場の提供や指導面でサポートするとしている。