平井コーチ、急性虫垂炎で参加辞退…萩野「セルフマネジメントが重要」

 競泳ニッポンに非常事態だ-。日本水連は15日、ジャカルタ・アジア大会で競泳代表の平井伯昌コーチ(55)が急性虫垂炎のため、参加を辞退したと発表した。

 選手らはジャカルタに到着。14年大会MVPの萩野公介(ブリヂストン)は、自身の担当コーチが不在というピンチに「もちろん心細いが、平井先生がいたらどんなことを言うかなと考えながらやりたい」と“心の中の平井コーチ”に師事することを宣言。「セルフマネジメントがいつも以上に重要になる」と、レースプランも自ら考えながら再びアジア王者を目指す。

 また、初出場の18歳、池江璃花子(ルネサンス)は「個人4種目全てで優勝したい」と、萩野に続くMVP獲得に向けて抱負を語った。

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