水球女子日本代表、インドネシアに快勝 合宿打ち切り騒動乗り越え白星発進
「アジア大会・水球女子、日本15-4インドネシア」(16日、ジャカルタ)
水球女子の予選リーグがアクアティクスセンターで行われ、日本は7月の合宿打ち切り騒動後初の公式戦に臨んだ。地元インドネシアと対戦し、立ち上がりでリードを奪われる場面もあったが、15-4で快勝発進した。
大会前に行っていた合宿を途中で打ち切った。男子代表監督がSNSで女子代表の激しいプレーに疑問を呈する投稿をし、選手がショックを受けたためとされている。
本宮万記弘監督(49)は「こっちで金メダルを獲ることだけを考えてきた。非常にいい雰囲気で練習を積めている」と騒動の影響はないと強調。主将の鈴木琴莉(秀明大)も「目標だけを考えてやろうとみんなで話した」と説明した。アジア制覇に向けて、17日は最大の強敵である中国と対戦する。