錦織、元世界3位にストレート負け 全米オープンへ不安募る
「男子テニス・ウエスタン・アンド・サザン・オープン」(15日、シンシナティ)
男子シングルス2回戦で世界ランキング23位の錦織圭(28)=日清食品=は元世界3位で現在151位のスタン・バブリンカ(スイス)に4-6、4-6で敗れた。次戦は四大大会最終戦の全米オープン(27日開幕・ニューヨーク)。
錦織は低空飛行のまま全米オープンを迎えることになった。前哨戦の2回戦でバブリンカに敗れ「ミスが多かった。直さないといけないところが増えている」と技術的な問題を口にした。特にフォアは1回戦で敗れた先週の大会から精彩を欠いたままで「自分の感覚がどんどん悪くなっていった」とスランプは深刻だ。「必死にやるしかない」。全米オープン開幕まで限られた時間で、復調のきっかけをつかめるか。