バド日本男子、韓国撃破で48年ぶりメダル エース桃田“私情”で奮起
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「アジア大会・バドミントン」(20日、ジャカルタ)
男子団体戦の準々決勝が行われ、日本は前回王者の韓国を3-0でストレート撃破し、準決勝進出を決めた。3位決定戦は行われないため、日本男子団体では1970年バンコク大会以来、48年ぶりのメダル獲得が確定した。
第1シングルスは世界王者のエース、桃田賢斗(23)=NTT東日本=が、盤石の戦いぶりで元世界ランク1位の孫完虎(30)に2-0でストレート勝ちした。
先日優勝した世界選手権では、準々決勝で当たる可能性が高かった孫完虎が棄権していたため、「(相手に)自分がいなかったから楽に優勝できたと思われてしまうので、今日は負けられないと思った。団体戦だけど、そういう私情がありました」と、笑みを浮かべながら明かした。
第1ダブルスの園田啓悟、嘉村健士ペア(トナミ運輸)も2-0で快勝。第2シングルスの西本拳太(トナミ運輸)もストレート勝ちした。