野中生萌が凱旋帰国 ボルダリングで初のW杯総合優勝「世界選手権で金メダルを」

 20年東京五輪で追加種目となるスポーツクライミングのボルダリングで初のW杯総合優勝に輝いた野中生萌(21)=TEAM au=が20日、羽田空港に凱旋帰国した。

 18日に行われたドイツ・ミュンヘン大会で2位となり、過去4度の総合Vを誇る野口啓代(29)を振り切っての戴冠。「最後に逃げ切って優勝を勝ち取ることができて、本当にうれしい。啓代ちゃんの存在はずっと刺激になってた。今はちょっと休んで、焼き肉を食べたい」と笑顔で振り返った。

 ボルダリングのほか、リード、スピードの3種目の複合で争われる2年後の東京五輪でも金メダル候補に挙げられる21歳。「まず2週間後の世界選手権で金メダルを獲りたい。もっと強くなりたい」と拳を握った。

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