バスケ男子買春 Bリーグ大河チェアマン 早期再生論にクギ「敗者復活うんぬんはまだ早い」
インドネシア、ジャカルタで行われているアジア大会で、バスケットボール男子日本代表で、Bリーグ所属の4選手が公式ウエアを着たまま深夜の歓楽街に立ち入り、買春行為を行ったとされ、日本オリンピック委員会(JOC)から選手団の認定を剥奪されたことを受けて、同リーグの大河正明チェアマン(60)は21日、都内で取材に応じ、「本当にBリーグ所属の4選手が日の丸をつけた競技大会で起こした不祥事で、他の競技団体にもご迷惑をお掛けした。改めてお詫びを申し上げたい」と、謝罪した。
処分を受けたのは橋本拓哉(23)=大阪エヴェッサ、今村佳太(22)=新潟アルビレックス、佐藤卓磨(23)=滋賀レイクスターズ、永吉佑也(27)=京都ハンナリーズ=の4人で、いずれもB1チームに所属。9月5日に行われる日本バスケットボール協会の理事会で決まる選手たちへの処分を待って、リーグとしての対応も決めていく。
前日の日本協会の謝罪会見では三屋会長から「敗者復活」という言葉で4選手の再生させる意欲も語っていたが、協会の副会長も務める大河チェアマンは「個人としては敗者復活うんぬんはまだ早い。何が起こって、責任を誰がとるか。反省から入るべき」と、まず厳粛な対応をする意向を示した。