福島千里、まさかの予選敗退にぼう然「何をやっているのかな」

女子100メートル予選 4着でゴールし、厳しい表情の福島千里(中央)=ジャカルタ(共同)
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 「アジア大会・女子100メートル・予選」(25日、ジャカルタ)

 福島千里はまさかの予選敗退となった。予選1組に登場。スタートはまずまずだったが、中盤から伸びを欠き、この組4位の11秒99でゴールした。

 自己ベストの11秒21(日本記録)には遠く及ばない平凡なタイム。無条件で準決勝に進出できる上位3着に入れず、2組以降で福島のタイムを上回る選手が4人出た時点で、予選敗退が決まった。

 レース後、福島はぼう然。「ちょっと、不本意ですね。ここに向けて十分な準備ができなかったのと、その中でも最善を尽くしたところがあるので、やってみないと分からないというところだったが…。それにしても代表に選ばれて、ここぞというときに結果を出さなければいけないところで満足いく結果を出せなかったのは、何をやっているのかなあというところ」と落胆。

 福島は10年広州大会では2種目で金メダルに輝いたが、前回14年の仁川大会では100メートルで銀メダルを獲得したのが最高成績。2大会ぶりの金メダルを目指し、このレースに臨んでいた。

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