福島千里が予選敗退「自分でも分からない」前回準V、前々回Vの女王がまさか
「アジア大会・女子100メートル・予選」(25日、ジャカルタ)
4年前の仁川大会準優勝、8年前の広州大会女王の福島千里(セイコー)は、まさかの予選敗退となった。予選1組に登場。中盤から伸びを欠き、11秒99の組4着に終わった。
「ほんとにこの大会は…。このレースは初めての感覚で…。こういうことがこのアジア大会で起こってしまった自分にガッカリ」と、言葉を選びながら話した福島。
うまくいかなかった部分を問われると、「そうですね…。どこで何をどのタイミングで言ったらいいのか、正直自分でも分からないと言うか…」と困惑の表情を浮かべながら話した。
しかしまだ個人種目では200メートルが残っている。「まだ終わってないんで。次に向けて切り替えて頑張ります。悪かろうが良かろうがやることは1つで、全力を尽くすこと」と懸命に前を向いていた。