銅メダルの山県亮太、自己ベストタイの10秒00も「地力の差感じた」【一問一答】

 「アジア大会・男子100メートル・決勝」(26日、ジャカルタ)

 準決勝で10秒10の全体1位で決勝進出した山県亮太(セイコー)は、自己ベストタイとなる10秒00で銅メダルを獲得した。9秒91のアジア記録を持つ蘇炳添(中国)が9秒92の大会記録で金メダル。2着は山県と同タイムのオグノデ(カタール)だった。山県は自身2度目の10秒00。惜しくも日本人2人目の9秒台はならなかった。

 山県との一問一答は次の通り。

 -隣で中国国歌を聴いて。

 「今回のレースは悔しいという気持ちが大きい。表彰式で一番の所に立って国歌を流せなかったことが悔しい」

 -タイムは9秒997(繰り上げで10秒00)だった。

 「でもこれが本当の意味での自己ベスト。前回の10秒00は10秒000だったので。記録はまた狙えるチャンスがあると思う。今回の差は結構地力の差を感じた。もっと地力を上げて9秒台前半も狙えるようにしたい」

 -走ってみて蘇との差はどう感じたか。

 「思ったより近かったですね。スタートで蘇選手に出られた。自分の強みはスタートにある。一方的に行かれるかもしれないと思ったが、後半は思ったより差が広がらずに中盤以降運べたのは自信になる」

 -決勝の舞台で10秒00が出たことについて。

 「正直あまり狙ってなかったのでうれしい。どこまで自分が記録を出せるかは走ってみないと分からないところだった。決勝でレベルの高い走りをできて自分の記録を伸ばせた。そういう意味では良かった」

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