飯塚&小池“アジアの洗礼”に動じず決勝進出 末続慎吾以来の金メダルへ好発進

 「アジア大会・陸上」(28日、ジャカルタ)

 男子200メートル準決勝で小池祐貴(ANA)は20秒35の2組1着、飯塚翔太(ミズノ)は20秒64の1組2着でそろって決勝に進んだ。

 06年ドーハ大会の末続慎吾以来となる金メダルへ好発進だ。200メートルは飯塚と小池がそろって決勝進出。ハイレベルな100メートルに刺激を受けた飯塚は「アジアで勝つ価値が上がっている」と意気込み、全体トップ通過の小池も「プレシャーを楽しめればもうひと段階上げられる」と拳を握った。

 “アジアの洗礼”にも動じなかった。予選の組み合わせを見て2人は仰天。自己ベストが組トップの飯塚がカーブが最も急な1コース、小池は100メートル銀メダルのオグノデ(カタール)、ベスト20秒33を持つ楊俊瀚(台湾)と同組だった。

 タイムのいい選手は各組に振り分けられ、走りやすいとされる中間に配置されることが多いが、あまりの偏りに「最初の組み合わせが不思議すぎた」と小池。日本陸連を通じて運営側に申し立て、レース当日朝には飯塚が3レーンに、小池とオグノデも別組に変更されていたという。

 努力?も実って順当に決勝へ。「金を目指して頑張る。小池と一緒に盛り上げます」と飯塚。100メートルに続き、短距離旋風を起こす。

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