男子バスケ“アカツキファイブ”4人で敗戦 買春で8人に…退場者3人&ケガ1人で
「アジア大会・バスケットボール・男子5-8位決定予備戦、フィリピン113-80日本」(27日、ジャカルタ)
力尽きたその瞬間、「アカツキファイブ」は「4」だった。買春行為で4選手が追放され8人で戦う男子代表は順位決定戦に臨んだ。現役NBAプレーヤーを擁するフィリピンに前半は互角の勝負を演じるも、後半失速。40分中34分近くプレーした熊谷は「相手の思うようにシンプルなプレーでやられてしまった」と唇をかんだ。
ファウルトラブルで2人が退場していた日本は、ラスト40秒で張本が退場。残り5人ちょうどだったが、PGベンドラメが前戦で痛めた足首の状態が悪化し、最後は4人で試合を締めざるを得なかった。「最後の40秒で試合は変わらない。自分の判断で、ケガをする選手をコートに入れるリスクは避けた」とエルマンコーチ。次戦は31日の7-8位決定戦。既に満身そういだが、最後に意地を絞りだす。