成松大介、銅メダル以上確定!
「アジア大会・ボクシング男子」(29日、ジャカルタ)
日本ボクシング連盟の混乱が続く状況で臨んだ成松大介(28)=自衛隊=が、銅メダル以上を確定させた。「メダルを取れてほっとしている」と一息ついたが、頭部を負傷し「次は出られるかどうか、分からない」と不安も口にした。
連盟が自身への助成金を他の2選手に不正流用していたことが発覚し、騒動の当事者となった。それでもリングに集中。第1ラウンドから積極的に前に出て、第2ラウンドも強打で圧倒したが、偶然のバッティングで頭から出血。試合は途中で止められ、ここまでのポイントによる判定で勝利を手にした。
準決勝は31日に行われる。「出られるなら勝ちにいく」と自らを鼓舞するように話した。