小池祐貴、激走銅導く 1600Mリレーでも存在感

 「アジア大会・陸上」(30日、ジャカルタ)

 陸上男子1600メートルリレーの日本(ウォルシュ・ジュリアン、小池祐貴、安部孝駿、飯塚翔太)は3分1秒94で銅メダル。

 コーナーを抜けると、バックストレートでぐっと前に出た。200メートルで金メダルを獲得した小池が力走を見せ、銅メダル獲得に貢献。「本気で走ったのは大学1年生以来かな」という400メートルでも存在感を示した。

 前日の200メートル決勝。フィニッシュで思いっきり突っ込んだため、ゴール後に転倒。左肩と左膝には大きな擦り傷があった。それでも「シャワーが痛いくらいで走りには影響ないです」ときっぱり。「決勝終わって、すぐに切り替えて『マイルだ』ってなれた」と、金メダルを目標に備え直してきた。

 結果、銅メダルだったが「(1走の)ウォルシュと飯塚さんを手ぶらで帰らせなかったのは良かった」と小池。アンカーの飯塚は「銅がとれてよかった」と感謝した。

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